酒田の廻遭問屋に生まれ、独学によって数学に開眼し、数学史・科学史研究とその大衆化に巨大な足跡をのこした小倉金之助の生涯を人々の証言と発掘資料をもとに克明にたどり、戦前・戦中・戦後の激動期を真摯に生きた− 科学者の葛藤と時代・風土の変貌を描き出す。
変化に富んだ山形の高山、名山、聖峰を抒情的な文章と格調高い四百葉の写真で紙上に再現する、待望の山形歩きの本。
東北の雄山に三七年。山番ヤスさんにしか視えない鳥海の貌がある。山麓の自然と、山暮らしの魅力を綴る山住みの記。
見た・触れた・聞いた・書いた・描いた・食べた・語った・・・・すべてが山形のこと!!